ダブルブッキングを防ぐ3つの習慣
「すみません、その時間は別の予定が入っていました」。ダブルブッキングは、相手の時間を無駄にし、自分の信用も少しずつ削ります。ところが、起きる原因をたどると、ほとんどが同じ数パターンに行き着きます。
ダブルブッキングが起きる典型的な場面
- 口頭やチャットで決めて、その場で予定表に入れなかった。後で入れようと思って忘れる、あるいは別の予定を先に入れてしまう。
- 予定表は正しいのに、移動や準備の時間を見ていなかった。14時終了の会議と14時開始の打ち合わせが別の場所で入っている。
- 複数の場所に予定が分散している。仕事用のカレンダー、手帳、メールの中の約束。全部を見ないと本当の空きが分からない。
- 「たぶん空いている」で返事をした。予定表を開かずに記憶で答えて、後から重複が判明する。
どれも「予定を管理する能力」の問題というより、「確認と記録のタイミング」の問題です。だからこそ、習慣で防げます。
習慣1:決まった瞬間に、その場で入れる
いちばん効果が大きいのがこれです。「後でまとめて入れる」は、忘れる・ずれるの温床です。日時が決まった瞬間、相手の目の前でも、通話中でも、予定表に入れる。そのためには、入力が面倒な道具だと続きません。タイトルと時刻を入れて1クリックで終わる程度の手軽さが必要です。
あわせて、入力した瞬間に「その時間は別の予定と重なっています」と教えてくれる仕組みがあると、「入れたつもりが重なっていた」というミスがその場で発覚します。スケジュールチェッカーでは、入力中の時間帯が同じ日の予定と重なると、保存する前に警告が出て、どの予定と重なるかも表示されます。
習慣2:移動時間・準備時間も「予定」として入れる
予定表には「会議」や「訪問」のような本体だけを入れがちですが、実際には前後に移動や準備、片付けの時間があります。これを入れていないと、予定表の上では重なっていないのに、現実には間に合わない、という「見えないダブルブッキング」が起きます。
対策は単純で、「移動 30分」「資料準備」のような予定を本体の前後に入れることです。色を分けておけば一覧で区別がつきますし、空き時間の計算にも自動で反映されるので、隙間に別の予定を入れてしまうことを防げます。スケジュールチェッカーでは、予定を追加した直後に「次の予定の開始 = 今の予定の終了」がフォームに入るので、「会議 → 移動 → 次の訪問」と連続で入れるのが簡単です。
習慣3:週に一度、来週を通して眺める
その場で入れていても、予定同士の関係までは見えていないことがあります。週末や週初めに5分だけ、来週の予定を日付順に眺めてください。見るポイントは次の3つです。
- 同じ日に予定が集中しすぎていないか(空き時間の合計が極端に少ない日はないか)
- 場所が離れた予定が隣り合っていないか
- 「重複」の印がついたままになっている予定はないか(意図した重複ならそのままで構いません)
月カレンダーで全体のバランスを見てから、気になる日を開いて空き時間を確認する、という順番にすると短時間で済みます。家族やチームと予定をすり合わせる必要があるなら、その日の予定を「共有」URL で送っておくと、相手も同じ画面で重なりを確認できます。
重複を「ゼロにする」必要はない
最後に一つ。予定の重複はすべてが悪いわけではありません。「オンライン会議に参加しながら、並行して資料を読む」「子どものお迎え時間帯に、念のため『連絡があれば対応』を入れておく」といった、承知の上での重なりもあります。大事なのは、重なっていることを自分が知っている状態にしておくことです。警告は「保存できない」ではなく「知らせてくれる」程度がちょうどよく、スケジュールチェッカーもその考え方で作られています。
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